2007年10月7日

コードの仕組み(augmented コード)

今日はaugmentedコードのお話。

Caug, Eaug みたいな感じで表記されている。c+5,E+5 などのように、「+5」と表記されていることも多い。

aug はaugment から来ている略語である。augmentというのは「増す、増加する」というような意味で、まあ「半音増やす」とでも憶えておけば良いと思う。Diminish コードの逆だと思ってもいい。


で具体的に何がaugument するのかというと、ルートになる音にmajor 3rd を積み重ねた、不思議な音なんである。簡単に言えば、5thが半音上がるのだ。

普通のCコード:







Caug コード:3rdはそのままで、と5thが半音上がる。




つまり5番目の音も半音上がったものですな。

これもdiminish コード同様、不安定な感じのする音です。 7th コードなどのようにちゃんと調和している音に何かを足しているのではなくて、そもそも調和している1,3,5 の音を1,3,5# にしているので、ようするに不協和音ですよね。そんなわけで曲にアクセントを付けるためにチョコチョコと使われるだけです。




よかったらポチッとしてください.... 人気blogランキングへ