2007年9月11日

コードの仕組み(1)

コードの理解をわかりにくくするものとして、更にC7 とかAm7 とかいう音の名前があり、この「仕組み」は何故か学校では教えてもらえないので自分で学習するしかない。

たとえばCというのはいわゆる「ド」の音で、ピアノでいうとこうだ。

で、例えばこのCをルート(基準)の音と考えて、そこから何番目の音なのか数字で指し示すのがコードを表記する際の慣習になっている。

例えばCがベースならばそれが1、D(レ)が2、E(ミ)が3、といった具合だ。そして8番目にくるとまたCなので、そこから繰り返しで、C(ド)が8、D(レ)が9、E(ミ)が10、といった具合だ。

なぜかでも普通、8と10と12は使わない。14、というのも言わない。

この音の順番は英語で1番2番3番と数えていくので、1st (ファースト)、2nd(セカンド)、3rd(サード)、4th(フォース)、5th(フィフス)、と呼ぶ。

3番目と7番目の音はちょっと特殊な音で、音の明るさを変えてしまうため、MAJOR のMをとってM3とかM7などと書く。言う時にはMAJOR 3rd(メジャーサード)とかMAJOR7th(メジャーセブンス)などと呼ぶ。

誰でも最初に習う和音が多分「ドミソ」だと思うのだが、この音はつまり、ルートになるC、(1st)と真ん中に来るE (M3rd)とG(5th)をくっつけた音なのだ。で、これをCコードと呼ぶ。

ピアノだとこうなる。


するとなんか明るい響きの音になる。音は重ねて一緒に出すと、単音で弾いたときと違って明るく聞こえたり暗く聞こえたりする。

このCコードをウクレレで表すと、こうなる。




1弦の3フレットを押さえるとそこがCなので、これでポロローンと弾くと:

GCEだけの音が鳴っていわゆるCコードが聞こえてくる。

これを最初の1st〜13th の表記を使って書くと:




というわけで、3弦と1弦が1st, 2弦がMajor3rd, 4弦が5th ってわけでこれでCコードの完成である。



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