2007年9月16日

コードの仕組み(7thコード)

今日は7thコードのお話。
よくギターのコード票を見ているとC7, G7, Am7 などと「7」が付いたコードが登場する。この7番目の音も音色に特色を与える働きをする重要な音なのだ。

ここでややこしいのが、「ほう、7thコードっていうぐらいだかr7番目の音を足せばいいんでしょ」と早合点してしまうと、7番目は7番目でもminor 7thを足すという点である。

じゃあminor 7thを足すことが判るようにCm7 とか書けばいいのに、と思うのだが、こうするとC にminor 7 を足したのか、C にMinor 3rd を足して、そこにMajor 7th を足したか判らなくなってしまうので、慣習として○7 と表記されていたらMinor 7th を足しますよ、というお約束になっている。

さてナイナー3rd を使ってマイナーコードを作ると、悲しい音になるのは前回説明した通り。じゃあマイナー7th を使うとどうなるかというと「やや寂しくなる」のだ。泣きたいときはマイナー3rd、寂しいときはマイナー7th という感じである。

キーボードでこれを見てみると:

普通のCコード




C7コード:



となる。

なおマイナーコードの場合もまったく同じである。

普通のCmコード:




Cm7 コード:



コードは非常に沢山あるので、全部憶えようとするおり、コードの仕組みを理解して自分でコードを見つけられるようにしたほうが、ウクレレに限らず楽器の上達の近道だと思う。

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